劉義符（少帝） 
字：車兵 406〜423(処刑) 皇帝
宋二代目皇帝。武術に長け、音曲も解したが、素行が甚だよくないと言う事で徐羨之、傅亮、謝晦に図られ殺された。
宋二代目皇帝。武術に長け、音曲も解したが、素行が甚だよくないと言う事で徐羨之、傅亮、謝晦に図られ殺された。
劉義隆（文帝）
字：車児 407〜453(反逆) 皇帝
宋三代目皇帝。その統治は「元嘉の治」と呼ばれるが、建国元勲を粛正、自身は皇太子・劉劭に殺害される。
宋三代目皇帝。その統治は「元嘉の治」と呼ばれるが、建国元勲を粛正、自身は皇太子・劉劭に殺害される。
趙安宗（孝穆皇后）
342〜363(病死) 妃姫
劉裕の生母。劉裕を生んだ日に死亡。弟の趙倫之に伝あり。
劉裕の生母。劉裕を生んだ日に死亡。弟の趙倫之に伝あり。
蕭文壽（孝懿皇后）
342〜423(病死) 妃姫
劉裕の継母。甥の簫思話に伝あり。劉道憐、劉道規を生む。
劉裕の継母。甥の簫思話に伝あり。劉道憐、劉道規を生む。
臧愛親（武敬皇后）
361〜408(病死) 妃姫
劉裕の正妻。劉興弟（宣長公主）をもうける。兄弟の臧��、臧熹に伝あり。
劉裕の正妻。劉興弟（宣長公主）をもうける。兄弟の臧��、臧熹に伝あり。
張闕（張夫人）
〜426(病死) 妃姫
劉裕の側室。少帝、劉惠媛（義興恭長公主）を生む。伝にすら「どこの馬の骨かわからない」と書かれている。
劉裕の側室。少帝、劉惠媛（義興恭長公主）を生む。伝にすら「どこの馬の骨かわからない」と書かれている。
〜422(病死) 妃姫
劉裕の側室。広徳公主を生んだ。
劉裕の側室。広徳公主を生んだ。
胡道安（胡婕�茵�
367〜409(処刑) 妃姫
劉裕の側室。劉義隆を生んだが間もなく殺されているも、罪状は不明。ちなみに409年は蜀遠征失敗ころである。
劉裕の側室。劉義隆を生んだが間もなく殺されているも、罪状は不明。ちなみに409年は蜀遠征失敗ころである。
劉興弟（会稽長公主）
妃姫
劉裕の第一子、長女。徐逵之に嫁いだ。
劉裕の第一子、長女。徐逵之に嫁いだ。
始安公主（義興長公主）
妃姫
劉裕の娘。産まれた、くらいしか記録がない。兄とは仲が良かったとかよくなかったとか。
劉裕の娘。産まれた、くらいしか記録がない。兄とは仲が良かったとかよくなかったとか。
劉榮男（吳興長公主）
妃姫
劉裕の娘。王偃（王導の玄孫）に嫁いだ。なお娘の王憲嫄が劉駿に嫁いでいる。
劉裕の娘。王偃（王導の玄孫）に嫁いだ。なお娘の王憲嫄が劉駿に嫁いでいる。
妃姫
劉裕の娘。母符氏の服喪に功があった、とだけ記述がある。同じ記事で司馬茂英が軽くdisられてるっぽい。
劉裕の娘。母符氏の服喪に功があった、とだけ記述がある。同じ記事で司馬茂英が軽くdisられてるっぽい。
妃姫
劉裕の娘。周矯（祖父：周文、父：周淳、弟：周朗）に嫁いだ。なお周朗の娘が宗室に嫁いでいる。
劉裕の娘。周矯（祖父：周文、父：周淳、弟：周朗）に嫁いだ。なお周朗の娘が宗室に嫁いでいる。
妃姫
劉裕の娘。はじめ太原王氏の王景深に嫁いだが離婚、その後琅琊王氏の王��に嫁がせようと思ったが叶わなかった。
劉裕の娘。はじめ太原王氏の王景深に嫁いだが離婚、その後琅琊王氏の王��に嫁がせようと思ったが叶わなかった。
〜476(病死) 妃姫
劉裕の娘。 褚湛之に嫁ぐ。なお直前に褚湛之は始安哀公主と死別している。
劉裕の娘。 褚湛之に嫁ぐ。なお直前に褚湛之は始安哀公主と死別している。
妃姫
劉裕の娘。徐羨之の息子徐喬之に嫁いだ。夫が処刑されると何瑀に嫁ぎ、前廃帝の皇后となる何令婉を生んだ。
劉裕の娘。徐羨之の息子徐喬之に嫁いだ。夫が処刑されると何瑀に嫁ぎ、前廃帝の皇后となる何令婉を生んだ。
妃姫
劉裕の娘。褚湛之に嫁ぐも早世している。それにしても褚湛之の劉裕からの寵愛半端ないな。
劉裕の娘。褚湛之に嫁ぐも早世している。それにしても褚湛之の劉裕からの寵愛半端ないな。
劉欣男（豫章長公主）
妃姫
劉裕の娘。最初徐喬に嫁ぐも、夫が徐羨之の死に連座して殺されたため何瑀に嫁いだ。
劉裕の娘。最初徐喬に嫁ぐも、夫が徐羨之の死に連座して殺されたため何瑀に嫁いだ。
妃姫
謝瞻伝に唐突に出現する劉裕の娘。嫁いだ羊賁の情報も見つからない。いや本当、出すならもうちょっと情報下さいよ沈センセー。
謝瞻伝に唐突に出現する劉裕の娘。嫁いだ羊賁の情報も見つからない。いや本当、出すならもうちょっと情報下さいよ沈センセー。
司馬茂英（司馬皇后）
〜439(病死) 妃姫
劉義符の皇后。父は晋のラストエンペラー。父を殺した国で20年近く過ごしたことになる。義符より11歳上。
劉義符の皇后。父は晋のラストエンペラー。父を殺した国で20年近く過ごしたことになる。義符より11歳上。
劉穆之（文宣公）
字：道和 360〜417(病死) 参謀
宋建国第一の功臣。劉裕より全幅の信頼を寄せられていたが、禅譲に関われなかったことを恥じ、病死。
宋建国第一の功臣。劉裕より全幅の信頼を寄せられていたが、禅譲に関われなかったことを恥じ、病死。
王弘（文昭公）
字：休元 379〜432(病死) 文官
晋の宰相王導の子孫。寒門出身の貴族が多い中名族中の名族が中枢に絡み、さらに粛清を受けていない。やだ琅邪王氏怖い。
晋の宰相王導の子孫。寒門出身の貴族が多い中名族中の名族が中枢に絡み、さらに粛清を受けていない。やだ琅邪王氏怖い。
字：宗文 364〜426(処刑) 文官
劉裕とは桓脩以来の同僚。教養はないが聡明とのこと。劉裕死後少帝を廃位、殺害。その咎で文帝に自決を強要される。
劉裕とは桓脩以来の同僚。教養はないが聡明とのこと。劉裕死後少帝を廃位、殺害。その咎で文帝に自決を強要される。
字：季友 374〜426(処刑) 文官
その秀でた文筆力をもって信任を受けていた。詔命の起草などに携わる。少帝廃立に参与、その咎で文帝に誅される。
その秀でた文筆力をもって信任を受けていた。詔命の起草などに携わる。少帝廃立に参与、その咎で文帝に誅される。
〜436(処刑) 武将
宋建国第一の武将。孫恩の乱以降武功を上げ続けた。その武功のあまりの高さに文帝より脅威とされ、殺された。
宋建国第一の武将。孫恩の乱以降武功を上げ続けた。その武功のあまりの高さに文帝より脅威とされ、殺された。
〜436(処刑) 武将
檀道済旗下の武将。高進之と並び、関羽、張飛になぞらえられたという。檀道済とともに誅された。
檀道済旗下の武将。高進之と並び、関羽、張飛になぞらえられたという。檀道済とともに誅された。
〜436(処刑) 武将
檀道済旗下の武将。檀道済以下を失ったことで、北魏の侵攻に抗えなくなった、と文帝が嘆じたと言う。
檀道済旗下の武将。檀道済以下を失ったことで、北魏の侵攻に抗えなくなった、と文帝が嘆じたと言う。
字：宣明 390〜426(処刑) 文官
謝安・謝玄の一族。「土断」政策推進の中心人物。劉裕死後少帝廃立、その咎で追われ、反乱するもとらわれ刑死。
謝安・謝玄の一族。「土断」政策推進の中心人物。劉裕死後少帝廃立、その咎で追われ、反乱するもとらわれ刑死。
王鎮惡（壮候）
373〜418(反逆) 武将
前秦・王猛の孫。馬が苦手、弓もダメ、胆力と弁舌で勝つ口。沈田子に殺されたが、性格最悪なので仕方ない模様。
前秦・王猛の孫。馬が苦手、弓もダメ、胆力と弁舌で勝つ口。沈田子に殺されたが、性格最悪なので仕方ない模様。
372〜420(病死) 武将
王鎮悪の弟。兄と違っていい人。鎮悪の伝読んだ後だとこの人の記事「勸課農桑，百姓甚親�鯒掘廚砲曚辰箸垢襦�
王鎮悪の弟。兄と違っていい人。鎮悪の伝読んだ後だとこの人の記事「勸課農桑，百姓甚親�鯒掘廚砲曚辰箸垢襦�
字：令孫 366〜421(病死) 武将
勝ったり負けたり、調子に乗って失敗したり、酒に汚かったり。兄弟が檀道済と言う事で縁故枠っぽいが、人間くさい。
勝ったり負けたり、調子に乗って失敗したり、酒に汚かったり。兄弟が檀道済と言う事で縁故枠っぽいが、人間くさい。
字：奉仁 363〜421(病死) 武将
決起以前から共にいたという、普代将の一人。戦いになると真っ先に戦場に躍り出るタイプの猛将だった模様。
決起以前から共にいたという、普代将の一人。戦いになると真っ先に戦場に躍り出るタイプの猛将だった模様。
劉懷慎（粛侯）
364〜424(病死) 武将
劉裕の母方の従兄。「参軍として戦功をあげた」以外目立った戦歴がない。徐州刺史としては有能であった模様。
劉裕の母方の従兄。「参軍として戦功をあげた」以外目立った戦歴がない。徐州刺史としては有能であった模様。
〜424(病死) 武将
劉懐慎の長庶子。騎射を善くし、独断専行で敵に攻撃、功を上げる。また謝晦の招聘を断るなど、なかなかの武骨者。
劉懐慎の長庶子。騎射を善くし、独断専行で敵に攻撃、功を上げる。また謝晦の招聘を断るなど、なかなかの武骨者。
字：道沖 375〜427(病死) 武将
劉毅の親戚。謝晦の親友。将軍、地方長官としても活躍したが、反逆者との縁がいちいち深いので忠誠を疑われ続けた。
劉毅の親戚。謝晦の親友。将軍、地方長官としても活躍したが、反逆者との縁がいちいち深いので忠誠を疑われ続けた。
字：幼成 〜428(病死) 武将
劉裕の叔父（生母の弟）。後秦侵攻からの防衛を果たしている。それ以外目立った実績がなく、とても縁故枠くさい。
劉裕の叔父（生母の弟）。後秦侵攻からの防衛を果たしている。それ以外目立った実績がなく、とても縁故枠くさい。
到彥之（忠公）
字：道豫 〜433(病死) 武将
孫恩討伐当時からの宿将。宋書ではまるまる伝が抜け落ちてる。謝晦の乱では噛ませ犬。なんだこのおいしいポジション。
孫恩討伐当時からの宿将。宋書ではまるまる伝が抜け落ちてる。謝晦の乱では噛ませ犬。なんだこのおいしいポジション。
王懿（桓侯）
字：仲�� 367〜438(病死) 武将
慕容垂と戦い、一時翟魏に身を寄せ、そして対桓玄時の劉裕に合流。北伐時には総大将的立場にまでなった。
慕容垂と戦い、一時翟魏に身を寄せ、そして対桓玄時の劉裕に合流。北伐時には総大将的立場にまでなった。
字：元徳 〜403(処刑) 武将
王懿の兄。弟と一緒に流亡の末桓玄の部下となった。劉裕の桓玄討伐計画に参与するも計画が漏れ、殺された。
王懿の兄。弟と一緒に流亡の末桓玄の部下となった。劉裕の桓玄討伐計画に参与するも計画が漏れ、殺された。
張邵（簡伯）
字：茂宗 〜453(病死) 文官
予言者じみた見解をしばしば決めている。劉毅、徐羨之、謝晦を避けるなどの処世にも長けていた。割と化物クラス。
予言者じみた見解をしばしば決めている。劉毅、徐羨之、謝晦を避けるなどの処世にも長けていた。割と化物クラス。
文官
張邵の父。職務上のミスで降格、世の笑いものとなったが、劉裕のとりなしを受け、事なきを得た。
張邵の父。職務上のミスで降格、世の笑いものとなったが、劉裕のとりなしを受け、事なきを得た。
字：景胤 414〜454(病死) 文官
張邵の息子。小さな頃からその俊才を劉裕に認められていた。傅亮と距離を保つなど、父譲りの処世術も持っていた。
張邵の息子。小さな頃からその俊才を劉裕に認められていた。傅亮と距離を保つなど、父譲りの処世術も持っていた。
367〜407(病死) 武将
劉懐慎の弟。「額に矢を受けても目をつぶり戦った」とか恐ろしい武勇伝が残っている。バリバリの武功マン。
劉懐慎の弟。「額に矢を受けても目をつぶり戦った」とか恐ろしい武勇伝が残っている。バリバリの武功マン。
その他
劉懐慎の弟。ド無能だが懐敬の母が懐敬にやるべき乳を劉裕に与えてやったため重んぜられた。
劉懐慎の弟。ド無能だが懐敬の母が懐敬にやるべき乳を劉裕に与えてやったため重んぜられた。
385〜415(病死) 武将
孟昶の親戚。孫恩時代から仕えていた。数々の戦場を勝ち抜いてきたが、若くして病に倒れる。弟とともにDQNネームっぽい。
孟昶の親戚。孫恩時代から仕えていた。数々の戦場を勝ち抜いてきたが、若くして病に倒れる。弟とともにDQNネームっぽい。
377〜405(戦死) 武将
孟懐玉の弟。「驍果有膽氣，幹力絕人」とまで書かれているので、おそらく個人としては最強だったのだろう。
孟懐玉の弟。「驍果有膽氣，幹力絕人」とまで書かれているので、おそらく個人としては最強だったのだろう。
字：萬壽 371〜415(反逆) 武将
劉牢之の息子。父死後の亡命生活を経て入朝。蜀遠征で兵の過半を失う大敗、謀反で殺されるなど、結構パッとしない。
劉牢之の息子。父死後の亡命生活を経て入朝。蜀遠征で兵の過半を失う大敗、謀反で殺されるなど、結構パッとしない。
檀祗（威侯）
字：恭叔 368〜418(病死) 武将
檀兄弟の三番目。広陵でブイブイ言わせており、宋国が立った時に中央に招かれたが「俺は広陵にいたいの！」とスネた。
檀兄弟の三番目。広陵でブイブイ言わせており、宋国が立った時に中央に招かれたが「俺は広陵にいたいの！」とスネた。
字：伯兒 379〜418(戦死) 武将
蜀征伐の元帥なので、北伐後の夏強襲で戦死しなければ、おそらく元勲レベル。桓玄戦では「恩があるから」と戦わなかった。
蜀征伐の元帥なので、北伐後の夏強襲で戦死しなければ、おそらく元勲レベル。桓玄戦では「恩があるから」と戦わなかった。
382〜418(戦死) 武将
朱齢石の弟。一時徐道覆に捕らわれる、桓謙を懇ろに葬る、など、かなりドラマティックな人生。兄とともに戦死。
朱齢石の弟。一時徐道覆に捕らわれる、桓謙を懇ろに葬る、など、かなりドラマティックな人生。兄とともに戦死。
字：敬文 375〜446(病死) 武将
戦績、治績ともに出色。しかし洛陽で赫連勃勃に捕まり、その後北魏へ。北魏でも出色の武功をあげ、撫軍大将軍位を得た。
戦績、治績ともに出色。しかし洛陽で赫連勃勃に捕まり、その後北魏へ。北魏でも出色の武功をあげ、撫軍大将軍位を得た。
〜405(反逆) 文官
毛脩之の父。梁、秦二州刺史として職にあったが、譙縦の叛乱に遭い殺された。
毛脩之の父。梁、秦二州刺史として職にあったが、譙縦の叛乱に遭い殺された。
字：仲度 377〜418(戦死) 武将
長安陥落の時には赫連勃勃に裸に剥かれて殺されてる。と言うのも長安防衛戦においてかなり活躍したっぽい。気骨の武人だ。
長安陥落の時には赫連勃勃に裸に剥かれて殺されてる。と言うのも長安防衛戦においてかなり活躍したっぽい。気骨の武人だ。
字：季高 359〜411(病死) 武将
盧循戦で突出した防衛戦功、追撃戦功を挙げている。しかし最後の最後で病を得る。ほぼ陣没と呼んでよい。無念だったろうな。
盧循戦で突出した防衛戦功、追撃戦功を挙げている。しかし最後の最後で病を得る。ほぼ陣没と呼んでよい。無念だったろうな。
字：道恩 〜418(戦死) 武将
孫恩戦で左目失うなど、真っ先に敵に突っ込んでは大怪我しながら勝つ人。徐道覆に止めを刺した。宮中では謙虚だったという。
孫恩戦で左目失うなど、真っ先に敵に突っ込んでは大怪我しながら勝つ人。徐道覆に止めを刺した。宮中では謙虚だったという。
字：世之 377〜419(病死) 武将
孫恩戦ではもろ劉裕と同じ戦場を経験してる。敵陣中の孟龍符の死体を見事回収したりとか、本当に有能なサポータータイプ。
孫恩戦ではもろ劉裕と同じ戦場を経験してる。敵陣中の孟龍符の死体を見事回収したりとか、本当に有能なサポータータイプ。
字：豫之 363〜422(病死) 武将
淝水で戦いその後孫恩戦で合流。盧循追撃本隊の一員ともなってる。将軍というよりは、際立った武将の一人だろう。
淝水で戦いその後孫恩戦で合流。盧循追撃本隊の一員ともなってる。将軍というよりは、際立った武将の一人だろう。
胡藩（壯侯）
字：道序 372〜433(病死) 武将
桓玄旗下だったが、桓玄を見限って劉裕へ。的確な献策、抜群の弓矢の腕など、明らかにイケメンに書かれる方向の人。
桓玄旗下だったが、桓玄を見限って劉裕へ。的確な献策、抜群の弓矢の腕など、明らかにイケメンに書かれる方向の人。
その他
初期の劉裕をちょう支えたマン。弟のクーデター参加をめっちゃ応援した。凄いいい人っぽい。まぁ稼ぎもしたろうけど。
初期の劉裕をちょう支えたマン。弟のクーデター参加をめっちゃ応援した。凄いいい人っぽい。まぁ稼ぎもしたろうけど。
武将
劉簡之の弟。「晋紀」二十巻を撰したとあるが、一方で武功も立てたりでオールマイティーな人。
劉簡之の弟。「晋紀」二十巻を撰したとあるが、一方で武功も立てたりでオールマイティーな人。
〜415(戦死) 武将
簡之、謙之の弟。司馬休之戦で戦死。清廉な人であったそうだ。その息子劉康祖の伝が宋書にはある。
簡之、謙之の弟。司馬休之戦で戦死。清廉な人であったそうだ。その息子劉康祖の伝が宋書にはある。
文官
南燕よりの帰順者。南燕では尚書だったが、晋では太尉行參軍に。宋書中では「大将軍」と書かれている。
南燕よりの帰順者。南燕では尚書だったが、晋では太尉行參軍に。宋書中では「大将軍」と書かれている。
文官
垣遵の弟。南燕の京兆太守から、兄と同じく太尉行參軍に。息子の垣護之に伝がある。
垣遵の弟。南燕の京兆太守から、兄と同じく太尉行參軍に。息子の垣護之に伝がある。
劉道憐（景王）
368〜422(病死) 皇族
劉裕の弟1。経歴だけで見るとものすごく華々しいのだが、無能だわ節操ないわ性格悪いわ無駄遣いひどいわと評価は散々。
劉裕の弟1。経歴だけで見るとものすごく華々しいのだが、無能だわ節操ないわ性格悪いわ無駄遣いひどいわと評価は散々。
劉義欣（成王）
404〜439(病死) 皇族
道憐長男。よくあんな父からこんな息子が、と思えるくらいできた男。頑張りすぎて若死にとか、親父、爪の垢煎じて飲め。
道憐長男。よくあんな父からこんな息子が、と思えるくらいできた男。頑張りすぎて若死にとか、親父、爪の垢煎じて飲め。
劉義慶（康王）
403〜444(病死) 皇族
道憐次男。世説新語の編者として名を馳せる。子のなかった劉道規の爵を継いだ。兄弟中では一番の大物。
道憐次男。世説新語の編者として名を馳せる。子のなかった劉道規の爵を継いだ。兄弟中では一番の大物。
劉義融（恭侯）
〜441(病死) 皇族
道憐三男。武力はあったらしいが別に武功は載ってない。官歴しか載ってない辺りいろいろ察してください、と言う感じか。
道憐三男。武力はあったらしいが別に武功は載ってない。官歴しか載ってない辺りいろいろ察してください、と言う感じか。
劉義宗（惠侯）
字：伯奴 〜444(病死) 皇族
道憐四男。なぜ彼の字だけ宋書は伝えるのか。劉裕に愛されたからか。そして漂うホモの気配。
道憐四男。なぜ彼の字だけ宋書は伝えるのか。劉裕に愛されたからか。そして漂うホモの気配。
劉義賓（肅侯）
〜448(病死) 皇族
道憐五男。いよいよ職歴しか載っていない。なのに諡もらってるとか本当にどうよって現代人感覚では思ってしまう。
道憐五男。いよいよ職歴しか載っていない。なのに諡もらってるとか本当にどうよって現代人感覚では思ってしまう。
劉義綦（僖侯）
〜455(病死) 皇族
道憐六男。あまりにもバカすぎるため、劉濬らに散々遊ばれた、と書かれている。それを聞いても苦笑するしかなかったという。
道憐六男。あまりにもバカすぎるため、劉濬らに散々遊ばれた、と書かれている。それを聞いても苦笑するしかなかったという。
劉道規（烈武王）
字：道則 370〜412(病死) 皇族
劉裕の弟２。劉裕を支えた大黒柱の一人。烈武王と言う諡が示す通り、立てた武勲が凄まじい。それだけに夭折が惜しまれた。
劉裕の弟２。劉裕を支えた大黒柱の一人。烈武王と言う諡が示す通り、立てた武勲が凄まじい。それだけに夭折が惜しまれた。
字：慧明 〜414(病死) 武将
道規の從母兄の舅、……ってどんな間柄だ？ 道規の補佐役としてかなりデカい武功を立ててる。分かっているのはそのくらいだ。
道規の從母兄の舅、……ってどんな間柄だ？ 道規の補佐役としてかなりデカい武功を立ててる。分かっているのはそのくらいだ。
劉遵考（元公）
392〜473(病死) 皇族
劉裕のはとこ。数少ない一族としての信任は得ていたが、割と横暴苛烈な人であった様子。結構文帝も持て余してたっぽい。
劉裕のはとこ。数少ない一族としての信任は得ていたが、割と横暴苛烈な人であった様子。結構文帝も持て余してたっぽい。
皇族
遵考のいとこ。たぶん劉裕とは別ラインの親戚。清顕の極みでした、とは書かれている。血なまぐさいからなぁ、宗室……。
遵考のいとこ。たぶん劉裕とは別ラインの親戚。清顕の極みでした、とは書かれている。血なまぐさいからなぁ、宗室……。
374〜411(病死) 武将
栄進こそしてはいるものの、とにかく軍功が怪しすぎる。五斗米道戦で一瞬戦功を挙げた程度だ。とにかく名族補正甚だしい。
栄進こそしてはいるものの、とにかく軍功が怪しすぎる。五斗米道戦で一瞬戦功を挙げた程度だ。とにかく名族補正甚だしい。
字：茂世 375〜413(病死) 文官
スーパー折衝マン。盧循の手から呉陰之を救い出す。盧循戦では劉毅から汚名返上の機会を奪う献策をした。凄まじい処世の人。
スーパー折衝マン。盧循の手から呉陰之を救い出す。盧循戦では劉毅から汚名返上の機会を奪う献策をした。凄まじい処世の人。
字：景仁 376〜416(病死) 文官
劉裕の謝安大好きマンっぷりを存分に身に浴びた感がある。桓玄にも気に入られてもいた。ザ・貴族さまと言うたたずまいの人。
劉裕の謝安大好きマンっぷりを存分に身に浴びた感がある。桓玄にも気に入られてもいた。ザ・貴族さまと言うたたずまいの人。
字：景懋 〜413(戦死) 文官
謝裕の弟。劉毅に就いていた。劉毅の敗戦後毛脩之がともに劉裕に投降しようと持ち掛けたが応じず、やがて殺された。
謝裕の弟。劉毅に就いていた。劉毅の敗戦後毛脩之がともに劉裕に投降しようと持ち掛けたが応じず、やがて殺された。
字：景先 390〜435(病死) 文官
謝裕の弟。兄たち以上にザ・名族と言う言葉が似合う。およそ治績じゃなく人柄の話ばっかり載ってて気持ち悪い。
謝裕の弟。兄たち以上にザ・名族と言う言葉が似合う。およそ治績じゃなく人柄の話ばっかり載ってて気持ち悪い。
袁湛（敬公）
字：士深 379〜418(病死) 文官
謝玄の娘を嫁にもらっていて、また娘を劉義隆に嫁がせている。それだけの何かがあった人なのだろうが、それしか載ってない。
謝玄の娘を嫁にもらっていて、また娘を劉義隆に嫁がせている。それだけの何かがあった人なのだろうが、それしか載ってない。
字：士蔚 373〜413(病死) 文官
袁湛の弟なのに年上な不思議。疑問に思えよ沈センセー。いいけど。えらい雅やかな朱齢石征蜀の檄文を書いた。
袁湛の弟なのに年上な不思議。疑問に思えよ沈センセー。いいけど。えらい雅やかな朱齢石征蜀の檄文を書いた。
字：長倩 378〜424(病死) 文官
かなり恭帝と一緒にいることが多かった人。妹も恭帝の皇后。「晋の外戚だが劉裕に尽くしていた」と言う記事が、とにかく怖い。
かなり恭帝と一緒にいることが多かった人。妹も恭帝の皇后。「晋の外戚だが劉裕に尽くしていた」と言う記事が、とにかく怖い。
褚淡之（質子）
字：仲源 380〜424(病死) 文官
姉の息子を殺す役を買って出るとかちょっと信じられなくて怖い。劉裕死後兄共々死んでいるのもまた怖い。ほんと、何だこの兄弟。
姉の息子を殺す役を買って出るとかちょっと信じられなくて怖い。劉裕死後兄共々死んでいるのもまた怖い。ほんと、何だこの兄弟。
字：叔度 381〜424(病死) 武将
いやもうなんでお前ら揃いも揃ってそんな綺麗に死んでんだよ怖すぎだろおい……地方歴任とは言え、結局死んでんの中央でだし。
いやもうなんでお前ら揃いも揃ってそんな綺麗に死んでんだよ怖すぎだろおい……地方歴任とは言え、結局死んでんの中央でだし。
字：茂度 376〜442(病死) 文官
張邵の兄。地方官として飛び回った印象がある。弟はどちらかと言うと中央での権勢ゲームに、兄は実務に長けていた感じか。
張邵の兄。地方官として飛び回った印象がある。弟はどちらかと言うと中央での権勢ゲームに、兄は実務に長けていた感じか。
字：元龍 382〜443(病死) 文官
みんなが行きたくない北伐に対して「行きません！」と言い切ったつわもの。あと謝晦の副官になったくせに生き残った。やばい。
みんなが行きたくない北伐に対して「行きません！」と言い切ったつわもの。あと謝晦の副官になったくせに生き残った。やばい。
字：仲文 388〜450(病死) 文官
庾登之の弟。時のセレブである謝晦に対しておもねらなかった。あと権力の中枢を敢えて避けてたところがある。この兄弟つええ。
庾登之の弟。時のセレブである謝晦に対しておもねらなかった。あと権力の中枢を敢えて避けてたところがある。この兄弟つええ。
380〜426(病死) 文官
謝氏の人は本当に孫恩の乱との絡みが多い。この人もひどい目に遭ってる。能吏だったようだが、仁徳面の記述しかない。
謝氏の人は本当に孫恩の乱との絡みが多い。この人もひどい目に遭ってる。能吏だったようだが、仁徳面の記述しかない。
字：茂遠 384〜431(病死) 文官
様々な職務を累遷している。本当、こういう人が実際にどんな治績を残したのかを教えてほしい。絶対に面白かったと思うのに。
様々な職務を累遷している。本当、こういう人が実際にどんな治績を残したのかを教えてほしい。絶対に面白かったと思うのに。
字：季恭 347〜422(病死) 文官
会稽で劉裕に「桓玄もまだ簒奪してないし、ここで起兵しても失敗しますよ」と説いた。ドヤ顔で何無忌にそれを語る劉裕可愛い。
会稽で劉裕に「桓玄もまだ簒奪してないし、ここで起兵しても失敗しますよ」と説いた。ドヤ顔で何無忌にそれを語る劉裕可愛い。
羊玄保（定子）
371〜464(病死) 文官
宋の政変に一切影響を受けず累進してる。くえない爺さんと言うイメージ。しかし囲碁第三位ってのが気になる。一位と二位誰だよ。
宋の政変に一切影響を受けず累進してる。くえない爺さんと言うイメージ。しかし囲碁第三位ってのが気になる。一位と二位誰だよ。
字：��仁 353〜422(病死) 文官
皇后臧愛親の兄。文の面から劉裕を支えた（常に諮議参軍として従っている）。廟の再建うんぬんより献策を残してほしかったかな。
皇后臧愛親の兄。文の面から劉裕を支えた（常に諮議参軍として従っている）。廟の再建うんぬんより献策を残してほしかったかな。
文官
臧��伝に突然ぽろっと出てくる劉裕の外弟。その息子が臧��の娘と結婚している。唐突に表れた新たな親戚に困惑している。
臧��伝に突然ぽろっと出てくる劉裕の外弟。その息子が臧��の娘と結婚している。唐突に表れた新たな親戚に困惑している。
字：野民 352〜425(病死) 文官
晋書にもいるが、敢えてこっちにも載せる。晋書宋書の双方で立伝されてる人って本当に珍しい。南朝儀礼の礎となった人。
晋書にもいるが、敢えてこっちにも載せる。晋書宋書の双方で立伝されてる人って本当に珍しい。南朝儀礼の礎となった人。
字：伯祚 369〜451(病死) 文官
孟昶〜徐羨之ラインの有能なサポート役、と言う所か。劉穆之との絡みがあまり載っていないのが不思議なところではある。
孟昶〜徐羨之ラインの有能なサポート役、と言う所か。劉穆之との絡みがあまり載っていないのが不思議なところではある。
字：宣遠 387〜421(病死) 文官
謝晦の兄。「弟が既に顕位にあるのに自分までもが栄達してしまうと家門が重くなりすぎ、衰微に繋がる」とかカッコよすぎる。
謝晦の兄。「弟が既に顕位にあるのに自分までもが栄達してしまうと家門が重くなりすぎ、衰微に繋がる」とかカッコよすぎる。
字：彥琳 369〜423(病死) 文官
桓玄に阿らずガンガン諫言しまくって疎まれたとか言ったエピソードから、諫議大夫的存在だったのかしら、と言う印象。
桓玄に阿らずガンガン諫言しまくって疎まれたとか言ったエピソードから、諫議大夫的存在だったのかしら、と言う印象。
字：子度 379〜425(病死) 文官
江夷と並ぶ劉宋創建期の代表的文官と言った装い。「平和な時代だったら三公になれていただろうな」とまで評価されている。
江夷と並ぶ劉宋創建期の代表的文官と言った装い。「平和な時代だったら三公になれていただろうな」とまで評価されている。
字：令明 385〜426(病死) 文官
琅邪王氏。風流を解する才気あふれるド偏屈。「こいつに地位を与えたいんだけど、大丈夫かなぁ」と劉裕を困らせた素敵な人。
琅邪王氏。風流を解する才気あふれるド偏屈。「こいつに地位を与えたいんだけど、大丈夫かなぁ」と劉裕を困らせた素敵な人。
字：弘微 392〜433(病死) 文官
陳郡謝氏。謝混の奥さん（司馬氏）に対してよく仕え、その家を富ませた。謝氏と劉裕の因縁の絡み方が複雑。良く分からん。
陳郡謝氏。謝混の奥さん（司馬氏）に対してよく仕え、その家を富ませた。謝氏と劉裕の因縁の絡み方が複雑。良く分からん。
字：倩玉 393〜441(病死) 文官
琅邪王氏。王謐の息子。さぞ劉裕に可愛がられていただろう。病弱のため無官だったが、劉義隆から信頼されていた。
琅邪王氏。王謐の息子。さぞ劉裕に可愛がられていただろう。病弱のため無官だったが、劉義隆から信頼されていた。
殷穆（元子）
379〜438(病死) 文官
特進についているので、相当有力な人物であったことは間違いがない。名族殷氏の中でのリーダー的立場だったのだろう。
特進についているので、相当有力な人物であったことは間違いがない。名族殷氏の中でのリーダー的立場だったのだろう。
范泰（宣侯）
字：伯倫 355〜428(病死) 文官
バリバリの上奏地獄が味わえる、トップ文官。特進にまで上り詰めている。かれの息子が、後漢書を撰した范曄である。
バリバリの上奏地獄が味わえる、トップ文官。特進にまで上り詰めている。かれの息子が、後漢書を撰した范曄である。
字：元曾 378〜433(病死) 文官
琅邪王氏。とことん劉裕に従軍しまくっていて、地方長官としても出色の治績を上げている。優秀な事務方と言うイメージ。
琅邪王氏。とことん劉裕に従軍しまくっていて、地方長官としても出色の治績を上げている。優秀な事務方と言うイメージ。
字：休泰 380〜435(病死) 文官
王弘と不仲の琅邪王氏。そんな人もいるのか。しかし仕事頑張ってたのでそこは王弘も認めてた。あと安帝暗殺した。
王弘と不仲の琅邪王氏。そんな人もいるのか。しかし仕事頑張ってたのでそこは王弘も認めてた。あと安帝暗殺した。
378〜438(病死) 文官
荀��の子孫。結構奔放な歴史マニア。「陳留王(曹操の子孫)より零陵王(晋帝の爵位を継ぐ者)のが格上でしょう」と提案した。
荀��の子孫。結構奔放な歴史マニア。「陳留王(曹操の子孫)より零陵王(晋帝の爵位を継ぐ者)のが格上でしょう」と提案した。
妃姫
劉義真の母。
劉義真の母。
劉義真（孝獻王）
407〜424(処刑) 皇族
劉裕次男。文を愛したという。なのに長安任されるとか劉裕こいつのこと嫌いだったのかな。徐羨之に疎まれ、殺された。
劉裕次男。文を愛したという。なのに長安任されるとか劉裕こいつのこと嫌いだったのかな。徐羨之に疎まれ、殺された。
妃姫
劉義恭の母。
劉義恭の母。
劉義恭（文獻王）
413〜465(処刑) 皇族
劉裕五男。劉裕の息子の中では長く生きたほう。むしろ将として動乱鎮圧に回る側。その末期は前廃帝に疎まれての刑死。
劉裕五男。劉裕の息子の中では長く生きたほう。むしろ将として動乱鎮圧に回る側。その末期は前廃帝に疎まれての刑死。
妃姫
劉義季の母。
劉義季の母。
劉義季（衡陽文王）
415〜447(病死) 皇族
劉裕七男。劉義隆のお気に入り。しかしアル中となり義隆に怒られる。酒癖は改まらず、結局それがもとで死んだ。おい。
劉裕七男。劉義隆のお気に入り。しかしアル中となり義隆に怒られる。酒癖は改まらず、結局それがもとで死んだ。おい。
字：叔治 〜418(処刑) 文官
長安平定後の統治総責任者。王鎮悪を殺した沈田子を殺したら、その後義真の命令によって殺された。その後長安は以下略。
長安平定後の統治総責任者。王鎮悪を殺した沈田子を殺したら、その後義真の命令によって殺された。その後長安は以下略。
武将
南燕〜北魏〜宋、と移籍した武将。夏の長安襲撃によって一人はぐれた義真を救い出した。その後も武功を上げ続けた模様。
南燕〜北魏〜宋、と移籍した武将。夏の長安襲撃によって一人はぐれた義真を救い出した。その後も武功を上げ続けた模様。
字：敬元 370〜442(病死) 文官
文官としてものすごい有能風雅な人だったが、ちょう悠々自適。中央での栄達を忌避しており、故に劉裕劉義慶から惜しまれた。
文官としてものすごい有能風雅な人だったが、ちょう悠々自適。中央での栄達を忌避しており、故に劉裕劉義慶から惜しまれた。
字：敬猷 文官
羊欣の弟。「こいつより有能な兄貴ってどういうこと！？」って劉裕はビビったという。けど全然事跡残ってないんだよなあ。
羊欣の弟。「こいつより有能な兄貴ってどういうこと！？」って劉裕はビビったという。けど全然事跡残ってないんだよなあ。
字：子陵 385〜427(病死) 文官
劉牢之にその反乱をボコされた琅邪の王廞の息子。琅邪王氏も悲喜こもごもですね。謝晦から「君側の奸」呼ばわりされた。
劉牢之にその反乱をボコされた琅邪の王廞の息子。琅邪王氏も悲喜こもごもですね。謝晦から「君側の奸」呼ばわりされた。
394〜430(病死) 文官
王弘の末の弟。ずっと劉義隆の属官だった。なので謝晦にとっては、やはり「君側の奸」に映っている。王謝の対立怖いねえ。
王弘の末の弟。ずっと劉義隆の属官だった。なので謝晦にとっては、やはり「君側の奸」に映っている。王謝の対立怖いねえ。
殷景仁（文成公）
390〜440(病死) 文官
少帝系の副官として累遷した。けれども文帝からの信任も厚かった。そして謝晦に以下略。それ系を一所に固めてんですね。
少帝系の副官として累遷した。けれども文帝からの信任も厚かった。そして謝晦に以下略。それ系を一所に固めてんですね。
369〜418(病死) 武将
朱齢石の属官として蜀平定に多大な功績を上げた。その後劉裕直属としても働いている。蜀統治におけるキーマンっぽい。
朱齢石の属官として蜀平定に多大な功績を上げた。その後劉裕直属としても働いている。蜀統治におけるキーマンっぽい。
沈演之（貞侯）
字：台真 397〜449(病死) 文官
沈叔任の息子。文官として、魑魅魍魎の跋扈する文帝政権下の宮中を何とか潜り抜けたが、過労がたたって死亡。
沈叔任の息子。文官として、魑魅魍魎の跋扈する文帝政権下の宮中を何とか潜り抜けたが、過労がたたって死亡。
字：道子 364〜427(病死) 文官
劉毅の親族だが、とにかく劉毅のことが嫌い。偉くなって言論にも手を染めなきゃと頑張る劉裕を容赦なくコテンパンにする人。
劉毅の親族だが、とにかく劉毅のことが嫌い。偉くなって言論にも手を染めなきゃと頑張る劉裕を容赦なくコテンパンにする人。
字：世期 372〜451(病死) 文官
三国志注を書いたあの人である。身なりはとても簡素であったという。劉裕の後秦討伐に従軍、臧愛親を祀ることを提案した。
三国志注を書いたあの人である。身なりはとても簡素であったという。劉裕の後秦討伐に従軍、臧愛親を祀ることを提案した。
370〜447(病死) 文官
宋書のベースを作った人にして天文学者。他にも円周率の近似値を求めたり、かなり化物じみた業績を残している。
宋書のベースを作った人にして天文学者。他にも円周率の近似値を求めたり、かなり化物じみた業績を残している。
字：休文 373〜432(病死) 武将
劉道憐の副官。そうだよ、お前を探してたんだ！ 無能なはずの道憐は多くの業績を残している。つまり副官のこのひとが凄い。
劉道憐の副官。そうだよ、お前を探してたんだ！ 無能なはずの道憐は多くの業績を残している。つまり副官のこのひとが凄い。
劉道産（襄侯）
〜442(病死) 武将
いろんな地の反乱鎮圧に活躍してる。キャリアの後半以降では襄陽エリアの守護者として、民に慕われまくっている。
いろんな地の反乱鎮圧に活躍してる。キャリアの後半以降では襄陽エリアの守護者として、民に慕われまくっている。
武将
南燕に仕えていたが、南燕が滅びると家族総出で劉裕に帰順した。ただ申家パパについてわかるのはこの程度だ。
南燕に仕えていたが、南燕が滅びると家族総出で劉裕に帰順した。ただ申家パパについてわかるのはこの程度だ。
武将
申宣のいとこ。真っ先に抜擢され、南燕が滅んだあとの最前線の守りを任された。要将のはずだが、さらっと紹介されて終了。
申宣のいとこ。真っ先に抜擢され、南燕が滅んだあとの最前線の守りを任された。要将のはずだが、さらっと紹介されて終了。
武将
申宣の息子。滑台、つまり北魏との国境地帯の守備をしていたがいちど北魏に捕まった。その後脱走して帰還。
申宣の息子。滑台、つまり北魏との国境地帯の守備をしていたがいちど北魏に捕まった。その後脱走して帰還。
字：公休 388〜456(病死) 武将
申謨の弟。「あの」劉道憐の部下として働いた後東宮、要は皇太子のための宮殿の守備隊長を十年余り勤めあげた。
申謨の弟。「あの」劉道憐の部下として働いた後東宮、要は皇太子のための宮殿の守備隊長を十年余り勤めあげた。
王裕之（文貞公）
字：敬弘 361〜448(病死) 文官
桓玄系の人材。劉裕の息子たちの教育係としてくらいしか存在感がない。重んぜられてはいたんだろうけど。
桓玄系の人材。劉裕の息子たちの教育係としてくらいしか存在感がない。重んぜられてはいたんだろうけど。
385〜433(処刑) 文官
大詩人。だが性狷介というアレ。行状もいろいろアレ。なんつーか、よく早い段階で殺されなかったよな……一芸の強みか。
大詩人。だが性狷介というアレ。行状もいろいろアレ。なんつーか、よく早い段階で殺されなかったよな……一芸の強みか。
妃姫
劉義康の母。
劉義康の母。
劉義康（彭城王）
409〜451(処刑) 皇族
劉裕四男。劉義隆が病にかかると、実権を握った。しかし後に謀叛の疑いを掛けられ、潔白証明のための自殺を強要された。
劉裕四男。劉義隆が病にかかると、実権を握った。しかし後に謀叛の疑いを掛けられ、潔白証明のための自殺を強要された。
妃姫
劉義宣の母。義真の母とは別人の模様、まぁ姉妹揃って嫁に、とかもあったみたいだしねえ。
劉義宣の母。義真の母とは別人の模様、まぁ姉妹揃って嫁に、とかもあったみたいだしねえ。
劉義宣（南郡王）
415〜454(処刑) 皇族
劉裕六男。「才能ねーわ」とあっさり断じられている。なので臧質のような、実権持てなかった外戚に操られ謀叛、敗死。
劉裕六男。「才能ねーわ」とあっさり断じられている。なので臧質のような、実権持てなかった外戚に操られ謀叛、敗死。
字：弘仁 392〜440(処刑) 文官
出世コースを辿りこそしたものの、最終的には権勢争いに巻き込まれ処刑されている。劉義康周りは本当に厄い。
出世コースを辿りこそしたものの、最終的には権勢争いに巻き込まれ処刑されている。劉義康周りは本当に厄い。
字：蔚宗 398〜445(処刑) 文官
劉義康の部下。なのだが、劉義康の母親の葬式の時に宴会開いて左遷を食らい、憂さ晴らしに後漢書編集ってお前。
劉義康の部下。なのだが、劉義康の母親の葬式の時に宴会開いて左遷を食らい、憂さ晴らしに後漢書編集ってお前。
字：孝源 410〜453(反逆) 文官
劉裕の初孫。劉義恭と共に育てられたという。このひとの伝に、ほぼ唯一といっていい劉裕若かりし頃の逸話がある。
劉裕の初孫。劉義恭と共に育てられたという。このひとの伝に、ほぼ唯一といっていい劉裕若かりし頃の逸話がある。
顏延之（憲子）
字：延年 384〜456(病死) 文官
宮廷詩人だが、とにかく性格最悪。劉義康派の劉湛らとしょっちゅうぶつかっていた。陶淵明と親交があった。
宮廷詩人だが、とにかく性格最悪。劉義康派の劉湛らとしょっちゅうぶつかっていた。陶淵明と親交があった。
字：義和 375〜413(病死) 武将
臧愛親の弟。文弱なくちではあったが、武を修めて劉裕の側近として働いた。朱齢石の征蜀事業に従事し、直後病死。
臧愛親の弟。文弱なくちではあったが、武を修めて劉裕の側近として働いた。朱齢石の征蜀事業に従事し、直後病死。
字：彥仁 〜415(病死) 武将
田舎から出てきて、ほぼ腕っぷしでのし上がった感じのある人。司馬休之と共にアンチ劉裕派に。敗北し、後秦に亡命。
田舎から出てきて、ほぼ腕っぷしでのし上がった感じのある人。司馬休之と共にアンチ劉裕派に。敗北し、後秦に亡命。
字：象齒 〜449(病死) 武将
魯宗之の息子。武勇に長け、劉裕配下の徐逵之、劉虔之と言った武将を倒した。父と共に後秦へ亡命、のちに北魏へ。
魯宗之の息子。武勇に長け、劉裕配下の徐逵之、劉虔之と言った武将を倒した。父と共に後秦へ亡命、のちに北魏へ。
王玄謨（莊公）
字：彥�� 388〜468(病死) 文官
太原王氏、を自称。おいおい王懿と言い、なんで劉宋に仕える太原王氏が共に系譜怪しいんだよ。劉駿期の名将。
太原王氏、を自称。おいおい王懿と言い、なんで劉宋に仕える太原王氏が共に系譜怪しいんだよ。劉駿期の名将。
字：君流 〜420(病死) 文官
劉裕の継母、簫文寿の弟。にしてもまさかの徐兗二州刺史ですよ。部下に相当すげえ奴いたんだろうなあ。
劉裕の継母、簫文寿の弟。にしてもまさかの徐兗二州刺史ですよ。部下に相当すげえ奴いたんだろうなあ。
字：伯重 357〜422(病死) 文官
治績を読むだけでめっちゃわくわくする人。桓玄の太鼓持ちの圧力にもめげず清廉厳正な統治を貫いた。
治績を読むだけでめっちゃわくわくする人。桓玄の太鼓持ちの圧力にもめげず清廉厳正な統治を貫いた。
字：道言 327〜410(病死) 武将
広州でブリバリに活躍しまくった将軍。林邑国との戦いの最前線で指揮を取っていた。五斗米道とは徹底抗戦した。
広州でブリバリに活躍しまくった将軍。林邑国との戦いの最前線で指揮を取っていた。五斗米道とは徹底抗戦した。
374〜423(病死) 文官
盧循を倒した人、と言う感じで名前が知られるが、どちらかと言うとパパと同じく林邑国との戦いがメイン。そして能吏。
盧循を倒した人、と言う感じで名前が知られるが、どちらかと言うとパパと同じく林邑国との戦いがメイン。そして能吏。
字：萬同 378〜428(病死) 文官
会稽方面とかでずば抜けた治績を上げていた人。桓玄に弾劾されているあたり、人として信用できる感じがありますね。
会稽方面とかでずば抜けた治績を上げていた人。桓玄に弾劾されているあたり、人として信用できる感じがありますね。
字：玄叔 381〜440(病死) 文官
いろんな人をサポートしまくってる。しかし私財をため込むのを厭う余り妻子にひもじい思いをさせるのはどうだろう。
いろんな人をサポートしまくってる。しかし私財をため込むのを厭う余り妻子にひもじい思いをさせるのはどうだろう。
字：仲若 378〜441(病死) その他
隠者。山陰の山水に親しむその姿を劉裕も劉義隆もぜひ召し出したいと思っていたのだが、叶わなかった。
隠者。山陰の山水に親しむその姿を劉裕も劉義隆もぜひ召し出したいと思っていたのだが、叶わなかった。
字：少文 377〜445(病死) その他
隠者。桓玄、殷仲湛、劉毅、劉裕、と言った錚々たるメンツからの招聘を断った。お酒を飲んだりはしたみたいだが。
隠者。桓玄、殷仲湛、劉毅、劉裕、と言った錚々たるメンツからの招聘を断った。お酒を飲んだりはしたみたいだが。
字：道祖 377〜423(病死) その他
隠者。けれども前二人よりはちょっと世俗的ではある。学校に通ったり講義とかはしているのだ。
隠者。けれども前二人よりはちょっと世俗的ではある。学校に通ったり講義とかはしているのだ。
字：方平 365〜427(病死) その他
隠者。とは言っても前半生は普通に宮仕えをしている。能吏王鎮之の弟だし、しがらみは断ち切れませんわね。
隠者。とは言っても前半生は普通に宮仕えをしている。能吏王鎮之の弟だし、しがらみは断ち切れませんわね。
377〜448(病死) その他
隠者。つっても太常だとか湘州刺史にまでなっちゃいますが。ただし職務放棄で免職。フリーダムだのう……。
隠者。つっても太常だとか湘州刺史にまでなっちゃいますが。ただし職務放棄で免職。フリーダムだのう……。
字：淵明 365〜427(病死) その他
晋書にもいましたけどね。こちらの方が記事が分厚いのです。なぜならば沈約センセー、このひとが大好きだから！
晋書にもいましたけどね。こちらの方が記事が分厚いのです。なぜならば沈約センセー、このひとが大好きだから！
字：彥和 〜399(処刑) その他
沈林子の父。孫恩の乱に参与し、その咎をもって族滅の裁きを受けた。よく息子たちは生き延びたもんである。
沈林子の父。孫恩の乱に参与し、その咎をもって族滅の裁きを受けた。よく息子たちは生き延びたもんである。
字：世明 〜399(処刑) その他
沈林子の祖父。謝安の招聘に応じて参軍になるもとっとと引退、その後王猛に招かれて渋々士官。食えないジジイである。
沈林子の祖父。謝安の招聘に応じて参軍になるもとっとと引退、その後王猛に招かれて渋々士官。食えないジジイである。
字：敬深 381〜415(戦死) 武将
沈兄弟の異常に存在感の薄い一番目。参軍として一生懸命頑張ったけど司馬休之戦で戦死。……くらいしか言うことが。
沈兄弟の異常に存在感の薄い一番目。参軍として一生懸命頑張ったけど司馬休之戦で戦死。……くらいしか言うことが。
字：敬光 383〜418(処刑) 武将
長安オモシロ集団自殺の発起人。劉裕は「鎮悪がやらかしたら数万の軍で、……あとは、わかるな？」とほのめかしてる。
長安オモシロ集団自殺の発起人。劉裕は「鎮悪がやらかしたら数万の軍で、……あとは、わかるな？」とほのめかしてる。
沈林子（懷伯）
字：敬士 387〜422(病死) 武将
沈約の筆致が輝き過ぎである。確かに出色の武功マンだけど。沈約おじいちゃんのこと大好きで仕方なかったみたいだ。
沈約の筆致が輝き過ぎである。確かに出色の武功マンだけど。沈約おじいちゃんのこと大好きで仕方なかったみたいだ。
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